墓じまいトータルサポート|まごころ価格の墓じまい・供養先紹介

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まごころ価格の永代供養のご紹介と、墓じまいのトータルサポート

まごころ価格ドットコムは創業10余年。
これまでに60,000件以上のお墓の工事をお手伝いしてきた墓石店です。

まごころ価格ドットコムの墓じまいトータルサポートは、煩雑な「墓じまい」から新たな「供養先」の紹介までトータルでサポートをさせていただくまごころ込めた専用ページです。

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墓じまいとは

大切なご先祖さまが眠るお墓からご遺骨を取り出し、墓石を撤去します。
そして、いまの暮らしに最適な墓所へご遺骨を引っ越しすることです。

つまり、墓じまいとは、ご家族の負担を少なくしてご先祖さまを思う、新たなご供養のはじまりなのです。

墓じまいとは 墓じまいを依頼

お墓の種類から新しい供養先をこだわって探す

まごころ価格の墓じまいトータルサポートでは
「墓じまい」と同時に、新しい供養先も探すことができます。

お墓の引越し(改葬)もおまかせください!

墓じまい基本パック

墓じまい基本パック

日本全国一律価格 198,000円〜(税込217,800円~)

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  • 永代供養

    永代供養塔

    永代供養塔とは、お墓を承継する人がいなくてもお寺や墓地管理者が責任をもって供養・管理してくれるお墓のことです。大きく「合葬墓タイプ」と「個別安置タイプ」の2つに分かれます。

    また、お盆、お彼岸などには合同供養祭が開催されるところもあり、頻繁にお参りに行けない方にオススメです。

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  • 納骨堂

    納骨堂

    納骨堂とは建物内にご遺骨を安置する形式のお墓です。建物の中にはたくさんの納骨スペースが用意されており、そのうちの1つの区画を借りてご遺骨を納めます。特徴として交通アクセスの良い便利な立地にあり、お参りがしやすい施設が多いです。また、屋内にあるお墓ですので、天候に左右されず、朝から夕方までお参りができます。草取りやお掃除などを行う必要もありません。

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  • 樹木葬

    樹木葬

    墓石ではなく樹木や花などの植物をシンボルとしたお墓です。自然志向の方やお墓にかかる費用を抑えたい方を中心に、樹木葬の人気が高まっています。また、樹木葬も永代供養のお墓ですので、後継者の心配は必要ありません。

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  • 海洋散骨

    海洋散骨

    ご遺骨を海にまいて自然に帰す供養方法です。「海が好きだった」「お墓ではない供養方法にしたい」という方から選ばれています。大きく分けて「代理散骨プラン」と「チャーター散骨プラン」の2つに分かれます。

    ※散骨が禁止されている海域がありますので、注意が必要です。

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  • 手元供養

    手元供養

    故人のご遺骨を小さな容器に入れたり、ご遺骨を加工するなどして、自分の手元に保管して供養することです。故人のご遺骨がすぐそばにあると精神的に安心感や満足感が得られる、またお墓を持ちたくないという理由で選ばれる方が多いようです。※自治体により手元供養を認めていないところもありますので、確認が必要です。

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  • お墓の引越し(改葬)

    お墓の引越し(改葬)

    「改葬」とは、お墓(ご遺骨)のお引っ越しのことです。故郷のお墓を住まいの近くへ移すケースや、承継者のいない家や一人っ子同士の夫婦など、お墓を管理していくことが困難な世帯にもお墓の引っ越しはおすすめです。お墓の引っ越しはご先祖を敬う解決策のひとつです。

    お墓の引越し(改葬)とは?

墓じまい基本パック+様々な永代供養のご紹介

永代供養墓パック

永代供養墓パック

2㎡未満 248,000円~ (税込272,800円~)

墓じまい基本パックに永代供養墓(まごころの碑)がセットになったサービスです。全国各地から、お選びいただけます。
ご出身地や思い出の場所などがございましたら、ご指定ください。

パック内容

海洋散骨パック

海洋散骨パック

2㎡未満 248,000円~ (税込272,800円~)

墓じまい基本パックに海洋散骨がセットになったサービスです。
全国各地から、お選びいただけます。
ご出身地や思い出の場所などがございましたら、ご指定ください。

パック内容

おすすめの永代供養のお墓・霊園(墓地)

真言宗 稲荷山 大聖寺
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お客様からの声

  • 墓じまいが終わって「ほっと」しました。
    埼玉県 梅田様
    墓じまいが終わって「ほっと」しました。
    母親が亡くなったのがきっかけで墓じまいを考え始めました。亡くなる前からも考えてはいたんですが…母が生きているうちはお墓を残しておきたかったんです。墓じまいするにあたって何社か見積りはとりましたが、 墓じまいの工事はもちろん、役所への手続き、墓じまい後の供養先も紹介しもらえる「まごころさん」にお願いしました。新しい霊園は静かだし、綺麗に整備されてるでしょ。あとは自宅から15分程度で行けるっていうのがとても魅力でした。自分一人で全部はできないと思いますのでとても助かりました。
  • 姪っ子に迷惑はかけられない
    千葉県 松平様
    姪っ子に迷惑はかけられない
    自分は80才を超えても元気でやっているんですが、妻の体調が悪くなったのがきっかけに墓じまいを検討し始めました。実家の鹿児島に帰るのには5時間くらいかかるのでいままでは鹿児島にいる姪っ子にお墓参りを頼んでたんです。でも姪っ子も高齢になってきたので、自分が元気なうちに墓じまいしておかなければと思いました。実はまごころさんも姪っ子がインターネットで探してくれたんです。 ずっと気になっていた、墓じまいができて、こころの負担がなくなった。一度も墓地に足を運ばずに墓じまいができたことに感謝しています。
  • 役所などの面倒な手続きも事前に確認してくれたので、助かりました。
    宮城県 菊池様
    役所などの面倒な手続きも事前に確認してくれたので、助かりました。
    霊園事務所へ行って話したときは、お墓の名義はどなたですか?って聞かれて、じゃあ今度来るときにこういうのを持ってきてください。って霊園事務所から言われたんだけどさっぱりで。 でも、次に行く前にはまごころ価格ドットコムの担当の方が事前に聞いといてくれたんで、全部あらかじめ用意して、これとこれでいいんですよねって。 それで私が直接行きましたから、本人である書類もあって、移設のための書類も書いて、それを役所に行って出したら終わりです。ってこんな簡単にできると思ってなかったのでとても助かりました。
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新着情報・お墓ニュース

  • 未分類

    2023年4月17日

    手元供養を選んだ場合、最終的にそのご遺骨はどこにいく?

    手元にご遺骨を置き、供養をしていく「手元供養」は、ご遺骨を管理する方法のうちのひとつです。 ではこの「手元供養されていたご遺骨」は、最終的にはどこに行くことになるのでしょうか?

    「手元供養していたご遺骨」もいつかはなんらかのかたちで対応しなければならない

    「手元供養」は、その名前の通り自宅など手元にご遺骨を置き、管理~供養していく方法をいいます。埋葬場所を必要としない手段であるため、お金がかからないのが非常に大きなポイントです。葬儀のときには多額のお金がかかるうえ、埋葬にも非常に多くのお金がかかるため、「葬儀費用を出したらもうお金がない」という人は、この手元供養のかたちを選ぶことになるでしょう。

    また手元供養は、故人をそのまま手元に置いておくことができるため、「まだ埋葬するための気持ちの整理ができない」という人に寄り添う選択肢でもあります。お墓や樹木葬などとは異なり、毎日一緒に過ごせるため、精神的な充足感を覚える人もいることでしょう。

    日本には、「人が亡くなった場合、〇日以内に埋葬しなければならない」という法律はありません。そのため、手元供養をいつまで続けるかは、遺族の選択にゆだねられています。亡くなってから1年後に納骨しても構いませんし、亡くなってから20年以上経ってから納骨しても構わないわけです。

    しかし手元供養は、未来永劫に渡って行い続けられるものではありません。

    なぜなら、その「手元供養をしていた人」も年老いてくるからです。自分自身がご遺骨の面倒を見られなくなる前に、いずれどこかのお墓に入れなければなりません。

    なお、「自分にとっては大切な配偶者だったが、祭祀継承者となるひ孫にとっては『見たこともないひいおじいちゃん』だった。お金もないし、何よりも本人が『そこらへんにでも捨てておいてくれ、金を使う必要もない』と言っていた」という場合でも、「捨てる」という方法で処分してはいけません。

    日本の刑法の第190条において、ご遺骨をそのまま捨てることは禁止されていますし、適切ではない方法でご遺骨を処分してしまうと死体遺棄罪に問われる可能性があります。 つまり、手元供養をしていたご遺骨はいつか必ず、なんらかのかたちで適切に埋葬しなければならなくなるのです。

    ご家族にとって負担の少ない埋葬方法を考えよう

    それでは、長く手元で供養し続けていたご遺骨に対応するためにはどのような手段を取ればよいのでしょうか。その選択肢はさまざまですが、ここでは特に「費用を抑えることのできる方法」に絞ってお話します。

    ・自分と一緒にお墓に入れてもらう

    ・合葬墓に入れる

    ・海洋葬にする ひとつずつ見ていきましょう。

    自分と一緒にお墓に入れてもらう

    まずは、「配偶者の骨壺も、自分が死んだタイミングで一緒のお墓に入れてもらう」という方法を取り上げます。

    この方法の場合、最後の最後まで大切な人と一緒に過ごせるのがメリットです。「死が二人を分かつまで」といいますが、片方が亡くなった後も、そして両方が亡くなった後も、ずっと一緒に過ごせるかたちです。 ばらばらに墓地を購入よりもはるかに安い金額で埋葬できるのがメリットですが、この場合は、遺されるご家族にも希望をしっかり伝えることが重要です。

    合葬墓に入れる

    合葬墓とは、多くの場合「骨壺から取り出したご遺骨を、1つのお墓にまとめて一緒に入れる方式」を指します。ほかの人のご遺骨と混ざり合ってしまうため、取り戻すことが難しいのがデメリットですが、「十分に長い時間、手元供養というかたちで一緒に過ごせた」と納得している人にはおすすめの方法です。

    合葬墓は、一般の墓地にも、樹木葬墓地にも設置されている場合が多いといえます。 なお費用は安く、50000円程度が相場です。

    海洋葬にする

    海洋葬とは、「砕いたご遺骨を海に撒く」という弔いの方法です(厳密には「『埋』葬方法」ではないのですが、ここではまとめてお話しています)。

    海洋葬の場合、残された人がお墓の世話をする必要がまったくありません。ただしこの方法の場合は、お参りに行くときには海にでなければならないというデメリットがあります。また、散骨した海域の近くにまでは出てくれるかもしれませんが、散骨した場所にピンポイントで停まることは難しいといえます。

    この海洋葬にはいくつかのパターンがあります。個人で船を貸し切って行う場合は25万円程度、乗り合わせていく場合は10万円~15万円程度の費用がかかります。しかし業者に代行してもらう方法なら、50000円程度で済みます。 料金を把握したうえで、どのプランにするかを考えていくとよいでしょう。

    まとめ

    「手元供養」はたしかに有意義な弔いの方法のうちのひとつです。しかしご遺骨は、「面倒になったらそのまま処分してしまえるもの」ではありません。そのため、手元供養の形式を選んだ場合も、いずれはそのご遺骨をなんらかの方法で埋葬する必要があります。

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    2023年3月2日

    仏教以外の永代供養~キリスト教における永代供養について

    後継者がいなくても安心な「永代供養」という選択肢は、近年非常に多くの人々の注目を集めるようになったものです。ただ、キリスト教の方にとって、キリスト教で永代供養をしてくれる墓所はそう多くはありません。

    今回は「日本でキリスト教を信じる人にとって、永代供養は選択肢になりうるか」について考えていきます。

    永代供養とは、霊園側がずっと世話をしてくれる形式の埋葬方法をいう

    「永代供養とキリスト教」を述べる前にまず、「そもそも永代供養とは何か」を簡単に説明しましょう。

    永代供養とは、祭祀継承者がいなくなっても、霊園側がお墓の管理をしていってくれる埋葬形態のことをいいます。お子さんがいなかったり、いても遠くに住んでいたりする人にとって有用な選択肢のうちのひとつであるとともに、「子どもとは仲がいいが、自分の最後のことまで自分で行いたい」という人にも向いています。また、従来の「家族で入るお墓」ではない形式も選べるため、「自分はキリスト教の信者だが、子どもは仏教徒である」という場合にも選択肢のひとつになるといえるでしょう。

    なお永代供養の場合は、「合葬」というかたちをとる場合があるという点に気をつけましょう。

    合葬とは、他のご遺骨と一緒になり、お墓の下に眠る形式です。初めから合葬を選ぶこともできますが、「〇年間は個別埋葬で、その後、合葬に」というやり方を取ることもできます。また、数は少ないものの、「永代供養でありながら、合葬されない形式」のタイプもあります。

    ※本来「供養」は仏教用語に分類されるため、キリスト教の話をするときにはふさわしい単語とはいえません。ただ現在は「永代供養」という一つの言葉で使われることが多いため、本稿でもこれに従って記事を展開していきます。

    キリスト教の信者が日本で永代供養を受けようとするならば……その選択肢

    それでは、キリスト教の信者が日本で永代供養のスタイルで眠ろうとした場合、どのような選択肢が取れるのでしょうか。

    1.「生前の宗教は問わない」としている寺院墓地も視野に入れる

    2.公営の墓地を利用する。もしくは「生前の宗教は問わない」としている民間墓地を利用する

    3.樹木葬や海洋葬などを利用する

    4.キリスト教専用の区画がある墓地を利用する

    5.教会墓地を利用する それぞれ見ていきましょう。

    1.「生前の宗教は問わない」としている寺院墓地も視野に入れる

    現在は寺院が運営する墓地のなかにも、「生前の宗教宗派を問わない」としているところがあります。ここまでを視野に入れられるのであれば、墓地選びに苦慮することはありません。 ただしこの場合、「生前の宗教宗派は問わないが、それ以降の『供養』は管理する仏教の宗派の方式で行う」とされているケースが多いため、キリスト教への帰属意識が高い人は注意が必要です。

    2.公営の墓地を利用するもしくは「生前の宗教は問わない」としている民間墓地を利用する

    公営の墓地は、宗教・宗派を問わずに埋葬できます。また民間墓地の多くも、「生前の宗教は問わない」としています。このあたりまで許容できるのであれば、墓地選びに苦慮する可能性はほとんどありません。

    このタイプの霊園の場合、ご僧侶による毎朝毎夕の読経は行われないことが一般的で、追善行事のときには自分たちで牧師さま/神父さまにお願いするかたちをとることになります。

    また、「すぐ横の人が、仏教のお墓の形式で眠っている」などの状態になることは覚悟しておくべきでしょう。

    3.樹木葬霊園や海洋葬などを利用する

    「ほかの宗教・宗派の人と一緒に眠るのはちょっと……」という場合は、樹木葬や海洋葬などの自然葬を選びましょう。樹木のなかには寺院が管理しているところもありますが、多くのところが「生前の宗教宗派を問わない」とされています。また海洋葬であれば、ほかの宗教・宗派の人と一緒になることはないと言えます。

    ただ自然葬の場合は、「墓碑」「手を合わせる対象」がはっきりしないというデメリットがあります(※樹木葬の場合は小さなプレートを置くことができる場合もあります)。

    4.キリスト教専用の区画がある墓地を利用する

    数は少ないものの、霊園のなかにクリスチャン専用の区画がある墓地も存在します。

    これを選べば、隣の人が異なる宗教・宗派であるという事態に陥ることは避けられますし、十字架などを用いた「クリスチャンのお墓」を建てることもできます。

    ただ、この方法は非常に限定的です。場合によっては近場での埋葬が難しく、遠いところまで足を運ばなければならないでしょう。

    5.教会墓地を利用する

    もっとも厳格に「クリスチャンとして眠りたい」ということであれば、教会墓地を選ぶことになるでしょう。

    ただこの場合は、協会に所属することが求められるものと考えてください。

    また選択肢はそれほど多くはありませんし、実際に足を運んだり資料を取り寄せたりしないと実態が見えにくいところもあります。

    まとめ

    日本のキリスト教信者は、仏教などに比べて少ないといえますが、選択肢こそ限られるものの、キリスト教信者でも永代供養が選べるようになっています。

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    2023年2月15日

    海洋葬の特徴と種類、メリットとデメリット

    ご遺骨の弔いの方法のひとつとして、「海洋葬」があります。

    ここではこの海洋葬を取り上げて、

    ・海洋葬の意味とその種類

    ・海洋葬のメリット

    ・海洋葬のデメリット

    について、細かく解説をしていきます。

    海洋葬とは、海にご遺骨を撒いてお別れすることをいう

    「海洋葬」は、「海洋散骨」などと呼ばれることもあります。

    文字通り、海にご遺骨を撒いて弔う方法をいいます。

    海洋葬を行う場合は、まずはご遺骨を粉骨(細かく砕くこと)しなければなりません。そのうえで漁場・養殖場などから離れた海域まで船で出て、そこでご遺骨を撒くというやり方を取ります。ちなみに粉骨は、海洋葬を行う業者に依頼することができます。

    この海洋葬には、大きく分けて3つの種類があります。

    1.個人(家族)で船をチャーターして海に出て、散骨を行う方法

    2.同じように散骨を希望するほかの家族と一集の船で一緒に海に出て行う方法

    3.業者にご遺骨を託し、業者に代理で散骨してもらう方法

    番号が小さい方が値段が高く、番号が大きい方が値段が安くなるという特徴があります。金額は業者によって異なりますが、1の場合は15万円~30万円程度、2の場合は10万円~20万円程度、3の場合は5万円~10万円程度がひとつの目安となるでしょう。

    ただし、1の場合はほかの人に気を遣うことなくお別れの時間を持てるというメリットがあります。また、2の場合も自分たちの手で故人を自然にお還しすることができます。もっとも、3に関しては「費用」以外にも、足が不自由で乗船が難しい人などでも選べるというメリットがあります。

    海洋葬のメリット3つ

    ここからは、海洋葬のメリットについて解説していきます。

    1.自然のなかで眠ることができる

    海洋葬のもっとも大きなメリットは、「自然のなかで眠ることができる」という点でしょう。樹木葬は植物に囲まれて眠る方法ですが、海洋葬は大海原に抱かれて眠る方法です。

    故人が海を愛していたということならば積極的に選びたい方法のひとつであり、選択肢の筆頭に上がってくるでしょう。

    2.維持費はゼロ

    海洋葬の場合は、維持費が一切かかりません。また、費用的な負担が軽いのも特徴です。

    そのうえ、ご遺骨が手元に置かずにすむことから、だれかがご遺骨のお世話をしなければならないという状況からも解放されます。

    「できるだけ負担の少ないかたちで弔ってほしい」「後継者がいないので、お墓を維持する人がいない」という人にも、海洋葬はぴったりの方法です。

    3.どんな宗教、どんな宗派の人でも選べる

    現在は多くの霊園が「宗教・宗派問わずに埋葬ができる」としています。そのため、「宗教・宗派不問」としている霊園を選ぶことはそれほど難しくはありません。

    ただ、宗教・宗派不問としていても、お寺の墓地などの場合は「生前の宗教・宗派は問わないが、その後の供養はうちの宗派の形式にのっとって行う」というケースが多いといえます。

    しかし海洋葬ならば、このような宗教・宗派の問題も起こりえません。

    海洋葬のデメリット3つ

    海洋葬にはメリットもありますが、デメリットもあります。それについても見ていきましょう。

    1.お参りが難しい

    海洋葬の場合は、「手を合わせる対象」がありません。これは、同じ「自然葬」に分類される樹木葬との大きな違いです。

    樹木葬の場合は、たとえ石碑はなくても、「木」という手を合わせる対象があります。しかし海洋葬の場合はそれがなく、ご遺骨を撒いた場所を正確に特定することも困難です。

    加えて、お参りに行く際には毎回船を借りなければならず、費用もかかります。

    なお当然のことながら、一度海洋葬でご遺骨を撒いてしまうと、ご遺骨を手元に戻すことは不可能です。

    2.天候不良によって散骨できない場合もある

    海洋葬の場合は、「海に出て、ご遺骨を撒く」という方法をとるため、天候に左右されやすいというデメリットもあります。

    日本は災害に見舞われやすい土地であるため、「家族全員がそろうから、この日に散骨しよう」としていても、台風などが来てしまえばスケジュールを見直さなければなりません。

    これはお参りのときにおいても同じです。

    3.周囲への理解が得られにくい

    自然葬は従来のような「お墓」の形式をとらないため、周囲への理解が得られにくいといわれています。特に海洋葬の場合は、樹木葬よりもなお理解が得られにくいといえます。

    上でも述べた通り、海洋葬の場合は埋葬にあたって「ご遺骨を細かくする」という工程を挟む必要があります。これは樹木葬との大きな違いです。また、手を合わせる場所もない……ということで、樹木葬以上に強い反発が起こる可能性も十分にあります。

    話し合って決めていきたい「海洋葬」という選択肢

    「海洋葬」は、近年注目を浴びるようになった弔いの方法のひとつです。

    ただ海洋葬には3つの出航方法がありますし、メリットもあればデメリットもあります。

    本当に海洋葬という選択肢を選んでいいのか、それが自分たちにとって本当にベストの選択肢なのかをよく話し合ったうえで、結論を出されることをおすすめします。

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